お店をバタバタばたばたとしめて、渋谷駅に向かい、深夜バスに乗りました。
友達の家でゆっくりとよくかんでご飯を食べたり、知らない音楽をきかせてもらったり、小さなこどもの可愛いおしゃべりをきいたりしました。
次の日には、また電車にのって生まれたての赤ちゃんを抱っこしたり、レコードの音をきいたりして、今は「一時間半かかります、」と説明を受けてから、喫茶店でホットケーキが焼けるのを待っています。
原宿では急いでいるお客様や忙しいお客様がとても多いので、毎日早く出さなきゃ出さなきゃと時間に間に合うように超特急で珈琲やカレーを出しています。
まわりもファーストフード店ばかりでお客様も自分もセルフサービスのそのスピードに慣れています。
今日はとてもいい経験になりました。
静かでゆっくりしたお店。(うちと同じ本があったり同じCDがかかったりして嬉しい)スロウフードってこういう食べ物なんだなあと思います。
今はこのままでいいのだけれど、70才とか65才になったら隅っこで孫や近所の子供たちが宿題をしておやつを食べるようなこういうお店ができたらいいなあ、と思いました。