明日の土曜日、5月12日はお休みします。よろしくお願いします。
5月2日の武道館「せーの、キョンキョーン」でステージに現れた生の小泉今日子さん、清志郎の「つきあいたい」を昔からテレビで流れていたあの声で歌ってくれました。
彼女の読売新聞の書評を楽しみに読んでます。
今回は石田千さんの「きなりの雲」
編み物の先生をしているさみ子はじろうくんにふられてしまう。
「40才を過ぎてからの失恋なんて考えただけで気持ちがどうにかなってしまいそうである」
早速図書館で予約して(単行本は予約が多かったので群像の方)すぐに読みはじめる。
石田さんのお話にでてくる女の人はなんだか健気だ。
読み終わると、あー、毎日こんなにぐちゃぐちゃではなくて丁寧に生きていかないとならないな、頑張ろうと思う。
石田さんは、以前展覧会を見にお店に来てくれて、その直後、坪内祐三さんの「植草甚一の本を読む」読書会でお会いしたので、少しだけお話させていただきました。
白くて小さなお花みたいに可憐な人でした。
随筆もいいけど、小説も好きです。