何年か前、トランジスタラジオではなく、カーラジオから聴こえてきたのは,いつもよりキーの低い『ひとつだけ』の前奏でした。
続いて清志郎さんの声が流れてきた時には ほんとうに息をのんで釘付けになったことを思い出します。
あの頃はインターネット、新聞や雑誌を見る習慣がなく、偶然やたまたまの発見に、いつもびっくりでした。
忌野清志郎さんと矢野顕子さんの『ひとつだけ』
清志郎さんのハーモニカからは、めちゃくちゃに嬉しそうに、その瞬間に生きている彼の息の声がきこえます。
店でこの曲をかけると、どんなにわさわさしていてもその場の空気がぴーんとする気がします。
二人はまるで血がつながっているみたいにしっくりぴったり。誰も間には入れないような。
そして大きい大きいこの曲の力を感じます。
今回の『それで君を呼んだのに 忌野清志郎を想う』小さな展覧会では、ブルースハープのケースに荒井良二さんが絵を描いてくれました。
小さな小さなツアーバスです。
「ツアーがどこにいくのか誰も知らない」し、この小さなバスにはどんなバンドマンが乗っているかもわからないけれど。
ぜひ見にきてくださいね。
最終日5月2日の午後4時まで飾っています。
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