昨日は仕事をまったくしないようにして(店に行かなかった)、
家から駅に歩いて、電車にのって、そこから歩いて、友だちの絵を見に行った。
これはきっと世の中の人の当たり前のことなのだけれど、いつもどこに行くのもバイクでピューっと(だいたい仕事の前後に)行くので、自分にとっては、とても特別な1日なのだ。
ほんとうは、話したいことはいろいろあるけど、会ってしまえば、なんだ、なにも言わなくていいじゃんか、と思う。
絵を飾られた絵がもちろんよかった。(そこはあたりまえなのだ)
白い壁があって、床に近いところに半分見える窓があったり、車の音と、ギターや絵を描く音がいい感じで流れていて、今回もまた無事に会えてよかった、と普通に思った。
椅子にからだがくっついて、そろそろ行かなきゃいけないのに、なかなか帰れなかった。
帰り道の電車にのって思い出したのは、友だちに教えてもらった喫茶店のこと。
ほんとうにおもしろいとこだった。
お姉さんが1人でやっている喫茶店。
静かで本があって、お客さんたちは、順番にホットケーキが焼き出来上がるのを1時間くらい待つのです。
あたしの日常は、急いでる原宿のお客さんたちに『一番早くできるもの、なんでもいいから持って来て!』ってオーダーされたりしていたので、ほんとうにびっくりした。
なにも飲まないで1時間いたら悪いから、『ホットケーキが焼きあがる前でいいので、コーヒーください。もう一回あとで飲物を注文します。』
ってお姉さんに言ったような気がする。
なんかいつもの10分が1時間になっていたような時間だった。
お店の名前も駅も忘れたし、すごく遠いとこにあるから、そこはもう記憶の中の喫茶店。
(そういう店は他にもいくつかあって、頭の中の店になってる)
きのうはそのあとに両親に会いにゆき、お母さんの髪を普通のハサミでジョキジョキ切った。(保育園の時に玄関の前で切っていた、子供たちの髪みたいに少ない)
一緒にラジカセ聞いたり、古い楽譜をみたりした。
お父さんはあたしのことを忘れてしまってたけど、しばらくしたら思い出してくれた。

今日から1週間、よろしくお願いします。金曜に色々な人と話したら、この夏は面白いこともできそうな予感もしてきた。
やっぱり休みの日は、どんなに気になることがあっても、店には行かない方がいいなあと思う。
休み明けに、さあ、行くぞ!って思う楽しい気持ちがうすくなる気がするから。
本日7/23日日曜12時開店です。
『猫は、うれしかったことしか覚えていない』
石黒由紀子さんの新刊の出版展覧会、
ミロコマチコさんの原画をたーくさん飾っています。