白井明大『ヘリヤ記』展
「小石をひとつ拾うこと」
7.1(月)〜7.15(月・祝)/木曜+7/8(月)休み
13:00-18:00
『ヘリヤ記 I《声たち》』
2004年に初めて詩集を上辞された、詩人の白井明大さん。
20年目の節目の今年に初めての物語本を出版されました。
美しい文庫サイズのこの本は、空想世界のファンタジー物語。
装丁は辻 祥江さん、装画と挿絵をカシワイさん。
この物語を形作るカシワイさんの原画や、辻 祥江さんのデザイン、當麻 妙さんのロケ地写真、白井さんの自筆原稿など展示いたします。
会期中には閉店後に読書会(7/1)やトークイベント(7/13+14)も開催します。
ぜひお運びください。
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空想世界の物語『ヘリヤ記 I 《声たち》』
白井明大
少年と《声たち》の交信。ノルという冬に実る穀物。
ゆらめく空気の波。小都市に張り巡らされた宙路(エアウェイ)
どこかの星で、いつか起きるかもしれない物語。
装画・挿絵:カシワイ
装丁:辻 祥江
編集:賀内麻由子
2024年5月16日発行
96p、文庫判、並製(雁垂れ、糸かがり綴)
定価:1,700円+税
詩之友社発行
白井明大(しらい・あけひろ)
詩人。1970年生まれ。詩集に『心を縫う』(詩学社)、『生きようと生きるほうへ』(思潮社、第25回丸山豊記念現代詩賞)など。季節のうたを綴った絵本に『えほん七十二候 はるなつあきふゆ めぐるぐる』(絵・くぼあやこ、講談社)、詩画集に『いまきみがきみであることを』(画・カシワイ、書肆侃侃房)がある。そのほか『歌声は贈りもの』(絵・辻恵子、歌・村松稔之、福音館書店)、『日本の七十二侯を楽しむ』(増補新装版、絵・有賀一広、KADOKAWA)など著書多数。近著は、日本国憲法前文をはじめ、国内外の大切な〈法〉を詩訳した『日本の憲法 最初の話』(KADOKAWA)。『わたしは きめた: 日本の憲法 最初の話 』(絵・阿部海太、ほるぷ出版)
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【読書会】よかったらお好きな物語の本や絵本をお持ちください。
7/1(月) 18:30開場/19:00スタート
¥1000➕1D
【ギャラリートーク 1】
物語への憧れ、本づくりの夢
美篶堂(手製本)代表であり、本づくり協会理事の上島明子さんと物語の本をもつという夢をめぐっての対談です。
7/13(土) 18:30開場/19:00開演 1000円+1d
白井明大 上島明子(美篶堂代表)
【ギャラリートーク 2】
小石ひとつぶんの希望
美術批評家であり、沖縄県立芸術大学准教授の土屋誠一さんをお迎えし『ヘリヤ記』の物語世界へ分け入っていきます。
7/14(日) 18:30開場/19:00開演 1000円+1d
白井明大 土屋誠一(美術批評家)
ご予約は全てtomo@mumeisyousetu.comまで